いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ブッポウソウに何が起こったか

ブッポウソウも巣立ちしたということで、帰省中の娘と二人で見にいきました。
着くと親鳥が1羽上流に飛び去るのが見えましたが、若は一向に姿が見えません。
まだそう遠くにいくはずがないと不安が胸をよぎります。
1時間半も待って片付け始める頃やっと親鳥が帰ってきました。
子どもを探しているような気配が窺われます。

夕立に見舞われる親鳥。
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今年は雛が孵ってから1羽だけで育雛しているとのことでした。もう1羽は何か捕食者にやられたのでしょうか。
そう思っていると、「下流に何か来てるよ」と娘がいいます。
はるか彼方に猛禽らしき姿がありました。
差し当たりサシバということにしておきます。
こんなのがいたら無理もないわ。
こっちの飛翔でも撮れればと狙いを切り替えました。
悲しい気持ちで帰って、丹念にながめて見ると・・・

右上に飛び立つ鳥の姿が写っていました。
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右上に飛び立つ1羽と真ん中の杉の木にも1羽。
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サシバと1戦交える気配。「親の敵!」
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大丈夫?
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前に回り込むのか。
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ひょっとするとこれがブッポウソウの若?。

なんと無鉄砲な。
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何でこんな挑発行動をするの?
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なんとか無事に下の杉の繁みに潜り込んだようです。

サシバは徐に飛び去りました。
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そしてすぐ奥の竹やぶに潜り込みました。
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もう消えたと思ったブッポウソウの若らしき姿が確認?できて一安心ですが、行く末が案じられます。

追記
サシバはそれでいいようですが、向かっている鳥はヒヨドリのようだというアドバイスを先輩からいただきました。
それで辻褄が合いました。
ブッポウソウの若は朝の食事がすんだらどこかに引っ込んでいるんだろうということでした。
なんとかまた来年も戻ってほしいものです。