いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥のいない朝は

夏の夜は三たび微笑む、というか何度でも目が覚める、トイレで。
年を取ると朝が早い、というかいつでも起きられる。
早起きは三文の得なんて年寄りの負け惜しみだと思っていたが、転んでもただで起きずに目の先の草の露だって抜け殻だって何だってネタにするぞ。

朝露や呑む打つ買うも知らぬまま
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それぞれに込めたる色や朝の露
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透かしてみれば藻抜けの殻。
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円やかに光留める朝の露
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アオメアブだろうか。
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たわわなり杉菜の枝に朝の露
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ゴマシジミくん、おはよう。
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