いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

コヨシキリ~豚に真珠

オオがコになっただけだし、オオなら十分撮ってるし、鳴き声も同じようなものだし、大して見栄えもしないようだし、人の周りで騒ぎ立てるし、茅の間にいてピントも合わないし、あんまり食指が動かなかった。

コジュリンをどうにかゲットし、ぼーっとしていたら、「まだコヨシキリ撮っとらんのじゃろ、ちゃんと撮ってきたら」といわれそれもそうだと鳴いている場所に戻った。
背丈ほどもある茅の向こうでさえずっていてどうしても葉が被る。
茅をかきわけて進むと窪地の斜面の上に出て茅の枯れ茎で鳴いているコヨシキリが裏から見通せるのだった。
諦めちゃいかん。いつも何見とんのじゃ。至近距離こそ命じゃないか。

後で聞けばコヨシキリも九州で見られるのは阿蘇の草原くらいだという。
一生の不覚を取るところやったわ。

これでいいや
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と思ったが。
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なせばなる。
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よく見りゃ可憐で健気じゃないか。
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撮り放題。
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ポーズも取ってくれるし、
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大サービス
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