いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ターゲットとしてのタゲリ

この干拓地にバーダーが訪れるのは、タゲリが狙いではない。
バーダーは皆さん、土手に上がって、葦原の方を眺めている。
猛禽類を狙っているのだ。
たまに車をゆっくりと走らせながら農道をなぞっている者もいるが、それも珍しい旅鳥や冬鳥が入っていないか探しているだけだ。
タゲリなど眼中にない。
でもこんな見事な鳥を放っておくのはもったいない。
ハイイロチュウヒやチョウゲンボウに追われて飛ぶ姿も優雅にのものだ。

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