限りなく黒地に近いブルー

クロジは冬鳥であることくらいしか知らない。
１度撮らせてもらったことがあるが、滅多に出会えるものではない。
今回も指南役の名人のセッテングにあやかって、シャッターを押させてもらっただけである。
だから、ここでクロジについて云々することはできないが、ただその名についてはちょっと一言ある。
黒というより、私の目には濃青色にしか見えない。
物の本には大抵黒灰色とか暗灰色としか書いてない。
たまに青みを帯びた灰色としているものはある。
しかし、クロジの美しさはやはりその深い青味だと思う。
アオジだって褐色に黄色なんで、あまり文句をいっても始まらないが。