いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

チュウシャクシギの品格

シギチの多くは夏羽がきれいだけど、惜しむらく、チュウシャクシギは婚姻色がない。
近くで見ると、それほど大きな鳥でもないが、長く彎曲した杓がバランスよく小さな頭について、とても優雅な姿態を呈している。
最初は非日常な嘴が笑えたが、見慣れるとどのシギよりも堂々として見える。
飛ぶ姿も悠々と、美しく大きい。
想像を越えた長い時間が、環境に適応したこのような姿に変えてきたのだろう。
その間、自然はチュウシャクシギの継代を維持する、十分な条件を提供してきた。
しかし、いま、その嘴が功を奏し、安らげる浜や河口は、チュウシャクシギにとって非常に狭き門になっている。

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