メジロくらい無地で美しい鳥はいない。
声のいいウグイスと間違えられるほど、その緑色はしっとりしている。
メジロの声だって、群れでやってきて、上でピロピロピロピロ鳴き交わしているのは、風流な虫の声のようだ。
繁みにいて、葉の緑に同化していると、その白い眼輪から目に入る。
それは無彩色の白ではなく、たしかに白という色だと得心させられる。
声のいいウグイスと間違えられるほど、その緑色はしっとりしている。
メジロの声だって、群れでやってきて、上でピロピロピロピロ鳴き交わしているのは、風流な虫の声のようだ。
繁みにいて、葉の緑に同化していると、その白い眼輪から目に入る。
それは無彩色の白ではなく、たしかに白という色だと得心させられる。