いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥見天国

初盆なのに大きな声ではいえませんが今日は鳥見らしい鳥見で一日を過ごしました。
仏さん以外どこからも文句がでるわけではありませんが。
まあ本来なら年に数日の休暇ですからしょうがない。

鳥見らしいとは、結果は問わず、そのスタイルがツボにはまっているということです。
で、朝5時出勤で待望の名人が宇曽山に設けた夏でも鳥の行列ができる枯れ木を見下ろす基地にこもらせてもらいました。
オオアカゲラオオタカなど大物狙いの達人クラスの3人と、アオバトアオゲラなど初歩の青物狙いの私の4人です。

ところが木陰でさわやかな風が吹き抜ける鳥見基地で居心地は申し分ないのですが、肝腎のお客さんが朝からドピーカンで明るすぎたせいか、ホオジロメジロしか顔を出しません。
きっと誰もわたしが行くことをウゾーサンに知らせてなかったにちがいありません。
5回に1回はこんな日もあるものです。ましてや閑古鳥の夏。日本の夏。

午後はわたしだけまだ成果を得てないポイントの青少年の森の水場にこもりましたが、ここも納得の行く獲物はありませんでした。

夕方姿が消えたというアオバズクを探しに坂ノ市に行くと確かに一昨日の位置には2羽ともいません。
懸命に探したところ、あろうことか幼鳥だけ手の届くところにきょとんと止まっていました。
親鳥はどこにも見当たりませんでした。
そばの電線にはまたもやトンビが。

アオバズクの命運やいかに。
わたしにはどうすることもできません。

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