いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥の都合

いいバーダーになる近道はいいバーダーに教えを乞うことだ。
ただ鳥を追いかけていたんでは鳥はつかまらない。

宇曽山の本宮下の展望台から見渡すと、昨日は珍しく雲が高く、国東半島から高崎山、鶴見山、由布山、久住山から阿蘇の山並みと大パノラマが見晴らせた。
この深い緑の起伏の中で、夏場の鳥見ができる場所はほんの数ポイント、それを2~3度の望遠のアングルで狙うわけだから、いったいどれだけの精度が必要なものか。

宇曽山の鳥見基地、こうした場所はただ鳥の姿を追いかけているだけでは探し出しようもない。
名人に聞くと、このように鳥が集まるように見える場所は単なる鳥の通り道だという。
というか餌場への経路、見張り場所、示威行動の目立ち場所、休息場所等々、それぞれの鳥の都合によりその場所に様々な鳥たちが現れるわけだ。

私たちは目で鳥を探すだけ。
名人は鳥の目となり耳となって、鳥がどう行動するかが読めるということなのだろう。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3

これは私が席を外している間にH師が撮ったもの。枝被りもなく色合いが違う。
イメージ 4


アオバズクの幼鳥無事かしらん。
イメージ 5