いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

いきあたりばっ猪

2日続けて、峠道の同じ場所で、ウリ坊とまた出合った。
彼が(または彼女が)前日と同じウリ坊かどうかは定かではない。
だが、同じ場所で、同じようにわたしと再開したとなると、これは偶然といっていいだろうか。
最初は猪突猛進してきた。
次回は、なんとなく見覚えがあるかのように近づいてきた。
わたしが、ただカメラを向けるだけなのを、恨めしそうに横目で見ながら、駆け抜けて行った。
後ろ姿はなんとなく寂しげだった。
わたしの探鳥姿勢は、行き当たりばったりである。
行き当たりばったりというのは、必ずしも偶然の出会いというわけではない。
ウリ坊との出会いのように、なんらかの糸で結ばれているのだ。
ひょっとしたらわたしの息子(あるいは娘)なのかもしれない。
わたしは後を追ったが、そこで目が覚めた。
2度合えばもう他人ではないよな。

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