いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

あなただけ今晩わ アオバズクじゃ

アオバズクをそう昔には見たことはなかった。
なのになぜかノスタルジーを誘う。
ホーホーという鳴き声は、アオバズクではなかったかもしれないが、確かに耳に残っている。
昔の田舎ではミミズクは割と身近な存在だった。
夜道で聞くと不気味だった。
そんなことを懐かしむ歳になったせいか、アオバズクと聞くと出かけずにいられない。
老人をワクワクさせてくれる愛しい存在だ。
東に50キロ離れた神社でまた新しい命が世に出た。
我が子いや我が孫と同様の可愛さだ。
誰もいない境内で、半日を慈しんだ。

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