いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

アカウソ

人の目というのは意外と不確かで、ルリビタキを待っているとシジュウカラだってゴジュウカラだってみな青く見えたりする。
写真で見れば確かかというと、それだって機種の特性があってある色が強調されることだってある。
もともとみんなが見ている色というものが同じであるという確証はない。
鳥の識別というのは、色でするのはかなり難しいところがあるらしい。
色といっても構造色もあるし、光の加減でどうとでもなる。
ウソとアカウソというのはわずかな違いで、腹の色がはっきり赤いオスでも識別はやっかいらしい。
これは尾羽の白い軸班はみえないけど、翼帯の白班はあるのでアカウソだろう。
これはウソが嘘ついてるわけではなくて、ウソというのは古語で口笛のことで鳴き声からきてるらしい。
天神様の木鷽は、凶をウソにして、吉にトリ替えという、ウソっぱち。

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