いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

かもめはかもめ

カモメは誤解されている。
いつでも海に飛んでいて、ときには波に揺られている白い鳥がカモメだという風に。
わたしだってそうだったし、それで人生変わるわけではないけれど、バーダーともなるといまごろこんなショットを上げてれば無知蒙昧の誹りは免れない。
そんな詳細を知る前からかもめの出て来る歌は好きだった。
ちあきなおみの「かもめの街」や浅川マキの「かもめ」を新井英一がカバーしたものとか。
歌に込められたカモメのイメージは波に漂う浮寝鳥か波止場で遊び惚ける気楽な遊び人といったところか。
日活映画のマドロスものからフーテンの寅さんまで浮き草暮らしは庶民(一人称は憚られる)の憧れ。そこで起こる決して実らぬ行きずりの恋、そして後腐れのない(ということにしておこう)別れ。
でもカモメ(本当はこの言い方は正確でない)は人の思惑とは無関係に生きている。
これは夏羽のユリカモメ。もうとっくに北へ渡ってしまっている。
いつか埋め種にと残しておいたものの、いつも時期を失するのがわたしの悲しい常なのさ。ああ~かもめよ~かもめよ~~~(今の時期ならウミネコよ~~~)

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