キーンとした朝の空気は、紅い鳥を待つ緊張感を高めてくれる。 ホオジロやアトリが声もなく様子をうかがいに来る。 最初に聞こえたのはキジの声だった。 耳がまだ気圧に慣れなくて、高い音は聞こえないのかもしれない。 薄く霜の降りた草地をオスのキジが通…
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