いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥見とは99%の汗と1%の涙あるいは泡の謂である

鳥見は水物ということ。

わたしの鳥見は水鳥が多いし・・

この日はミヤコドリの飛び出しを待つのに1時間あまりかけた。

上潮で砂州が沈むと退避場所に移る瞬間を狙うのだ。

カラスに追われて早めに飛び出すこともある。

待つ間が暇かというとそんなことはない。

ミヤコドリが2羽になっていたから。

鳥見に徒労ということはない。

プロセスを楽しめばいいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オシドリが渓谷にもやってきた

この渓流の水は透明度が高く、底の石もクリスタル効果でオシドリに負けないくらいカラフルだ。

オシドリそれだけで絵になるといえばなるが、やはりコラボでその相乗効果を期待したい。

せっかく出会いはしたが、この時間帯や天気は直接光が差し込んで、陰にいるオシドリの色を台無しにしてしまう。

まだこれからだし、きっといいコラボにしてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コマドリが呼んでいる

年寄りの冷や水というけれど、本当に隠し水は遠くなった。

標高971mのここまで岩だらけの登山道を駐車場から30分以上かけて登ってこなくてはならない。

去年までは散歩がてらにきていたのに、老化と痛風発作のたびに歩かないとすぐ歩行能力が落ちてしまう。

いきなり地面が近づいてくる。

スローモーションのように感じるのだが手も足も出ない。

レンズと顔だけは守りたい。

でもコマドリがいてくれるなら這ってでも登らなければならない。

待つ待たないはコマドリの勝手、だいせんじがけだらなよさ。