いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

午前3時の機内食

旅とは非日常である。
非日常とはマンネリズムとの対峙である。
羽田発午前1時40分、小便で目覚めることはあっても、この時間に起きていることはない。
マレーシア航空のCAのスタイルは非日常だった。(コルセットが日常なのかも)
エコノミー症候群必至の5時間半の拘禁状態も、午前3時のマレー料理も非日常である。
それを平然とこなす乗客も非日常である。

そうこうして半覚醒の非日常状態で、キナバル山上空で夜明けを迎えた。
マレーシアはラマダン(断食月)の最中だった。

深更の食事はラマダンの慣しだったのかもしれない。でなければ非常識だ。

ラマダンの食生活を垣間みた。

ラマダンマーケットでは新鮮な魚が水揚げされている。でもこれでは明日には売り物になるまい。
心配無用。
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肉は鶏しか駄目らしい。売り捌けるのか心配になる。
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日が暮れれば断食が解ける。暮れかかると一気に調理にかかる。
1匹 1RM=25.9円
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香ばしい匂いが立ちこめる。
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離れたウォーターフロントのバザール。
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デッキで車座で食事をする若者たち。
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いつのまにか大勢の人が集まり、断食を日の出まで解く。
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アルコールはないけどすごい熱気。
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断食なしで、さらにラマダンマーケットで食やぁ、そりゃ非日常だわな・・・
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