いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

飛んだり蹴ったりのクロサギ

クロサギは俳優でいえば悪役だろう。

悪役というのは演技力を必要とするらしく、渋くなるとむしろ深みのある演技で魅せてくれる。

クロサギのパフォーマンスもなかなかで飽きない。

磯でニイナ採りをしている人の誰も目を向けないのは勿体無いようなありがたいような・・

ニイナもいいけど、少しは目をやってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいクロサギ

近場の磯でひさしぶりにクロサギに出会った。

魚を獲り出したらキリがない。

結構大きなギンポやコチらしき魚を次々に獲っては丸呑みにする。

色々な漁法を駆使して鮮やかな手並みを見せる。

ガサガサもやれば追い込み漁や待ち伏せ漁もやる。

さすがサギだけあって裏を掻くのがうまい。

クロサギのクロは玄人のクロかもな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガサガサ迷人

こどもの頃ガサガサが得意だった。

こどもが生まれてキャンプはもっぱら川辺だったから、よくやってみせた。

コミュニティー水槽の魚はわたしがガサガサで調達してきた。

娘の住む家の池の魚も同じだ。

カミさんに唯一感心されたのはガサガサだけだ。

いろんな鳥もガサガサをやる。

コチドリがやっているのを飽きず眺めて、わたしのガサガサももう見せ場はない気がしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いと床し

ゲラ類の頭頂の赤は何とも魅力的だ。

なんのためかは知らないが、こんなチャームポイントがあるともうメロメロだ。

万緑叢中紅一点というフレーズはもうすぐ死後になるだろうが、アオゲラの識別のために残してはどうだろう。

何、間違いようがない?

アオゲラのアオは緑なのも床しい。

日本の固有種というのも嬉しい。

誰に自慢すればいいのかわからんけど。

 

 

 

 

 

 

 

ハヤシもあるでョ〜

別府公園には周囲をぐるっと取り囲んだ照葉樹林帯がある。

この中に入られたら、暗いし茂みで見えないので鳥見はお手上げだ。

でもこれがあるからゆっくりのんびり休息できるのだろう。

芝地の中に樫や針葉樹の大木があって、アオバトの群れがここに入ってから下に降りてくる。

まだ散歩の人やグランドゴルフの人が現れない早い時間が狙い目だ。

 

 

 

 

 

 

ヤツガシラはもういない

ヤツガシラを3日見なかったときはあったから、4日間見なかったら抜けたと思った方がいいのかなというと、皆勤のウォッチャーさんが「いいえわたしは何日でも諦めません」という。

1月あまりですっかり暖かくなって、どこにもヤッチーの休める場所はないくらい人が入る。

わたしは半ば諦めてウメジロでお茶を濁している。

でもこれはちっともワクワクしない。

罪なヤツガシラ・・・