クロツラとヘラサギの飛翔を撮るのに費やした時間を時給に換算したら ン十万円になる。
(わたし時給は高いんです。それで誰も使ってくれないけど)
満潮で陸に上がって、潮が引いて餌場に行くまで3〜4時間はかかる。
満潮前に間に合えば潮が上がってきて舞い上がるんだけどそれでも2時間待つことがある。
長ければ5〜6時間ただ待つ。
まあ色々来し方行く末のことを考えたりすることもあるが、概ね昼寝に費やす方が多い。
これは時給には換算されんかしらん。
クロツラとヘラサギの飛翔を撮るのに費やした時間を時給に換算したら ン十万円になる。
(わたし時給は高いんです。それで誰も使ってくれないけど)
満潮で陸に上がって、潮が引いて餌場に行くまで3〜4時間はかかる。
満潮前に間に合えば潮が上がってきて舞い上がるんだけどそれでも2時間待つことがある。
長ければ5〜6時間ただ待つ。
まあ色々来し方行く末のことを考えたりすることもあるが、概ね昼寝に費やす方が多い。
これは時給には換算されんかしらん。
いつもの山から川沿いの道を下っていると、二又の道で迂回路を行けとの標識に出会った。
通れないこともないようだったが、未経験の山道は興味があるので、もう一方の道を辿ってみた。
どんどん山の方へ上がっていき、生活感のない住居に何度も入り込んでは、引き返して別の道を通った。
やがて落ち葉の積もった崖沿いの道を降りると、荒れた住居の庭の行き止まりに入り込んだ。
作業小屋らしき廃屋の前にメスのヤマドリがうずくまっていた。
窓からカメラに収めて車を動かすと、ノロノロと小屋の横に入っていった。
探したがオスやヒナの姿はなかった。
行きつ戻りつして、やっと一般道らしき道を下ると、何と先に通った県道に戻っていた。
肝心な時に役に立たないグーグル先生だった。
これも行き止まりばっ鳥とはいえ当たりといえば当たりだ。
鳥見というのは鳥を見る時間はほんのわずかなことが多い。
移動の時間、待つ時間、後に残るのは何千分の1秒というショット。
詰まるところ鳥見とはプロセスだ。
人生だって同じだ。
終活なんて糞食らえ。
プロセスを楽しまずして鳥見の意味はない。
ハイドの場合、ファインダーを覗かなければ、見えているものはほとんど川だ。
川はいい。