いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

撮らぬシギチの潮算用

わたしの中では、シギチは大潮の満潮前というのが定説だった。
今回もアボセットが逗留中と教えられた大授搦で、きっちり至近距離で決めるつもりだった。
天気も上々、朝焼けの中をシチメンソウテラスで、シギチの接近移動を待ち受けるも、いつまで立っても波打ち際は近付いて来ない。
今日は大潮じゃないのかと、潮汐ナビを見返すが、大潮の満潮時刻に間違いはない。
気さくな海苔漁師のおっちゃんがやって来て、昔はここに船着場があってなどと、あまり説得力のない講釈をしてくれるが、飛び立つシギチの群れも見ることはなかった。
調べてみたり、翌日釣り名人に聞いたところによると、大潮でも季節により潮位は違うのだという。
春から夏にかけてが最も干満差が大きく、秋から冬は小さくなるし、彼岸を境に昼夜の潮位は逆転するらしい。
潮干狩りは春の大潮の昼に限るのはそのため。
名人は夜にやったこともあるらしいが(密漁ではない)。
天文物理学的な理由についてはもはや、この頭では説明不能なので悪しからず。

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