いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

タゲリを綺麗に撮りたい

タゲリは当地に来る鳥の中では珍しくカラフルな鳥だ。
ただ、光の当たらないところでは、地味な、いわゆる構造色だ。
なんとかタゲリを綺麗に撮りたいと、シーズンには県北に行くたびに出会いを探る。
たいていは刈田の泥の中にいて、絵にするのも難しい。
陽が強いと、コントラストがつきすぎてかえって黒っぽくなる。
ときどきしぐれる曇りの天気だったが、ネタが少ないので、タゲリを狙ってみたが、あまり期待はしなかった。
しかしアンダー気味のショットを、現像で補正したら、全体の色のバランスが案外整っていた。
コントラストがつきすぎないのがかえって功を奏したのだろう。

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