いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

カナヘビってなんだ

カナヘビというトカゲに似た生き物がいるということを知ったのは、そう古いことではない。
その区別は未だにできなくて、生き物の写真を趣味とするものとしては、いささか不真面目の誹りを免れない。
アバウトな性格は、未だに我が家の猫の名前さえ覚えないことで、白い目で見られる。
分類学は科学の基本である。
確かに生き物は世界を分類することで、生存を確保している。
何が安全で、何が危険であるか。
生きるために必須なものと、不要なものをちゃんと区別できなければ、種の保存はおぼつかない。
カナヘビを見分けられず、この年まで生きてきたのが、なんとなく申し訳ない今日この頃である。

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