いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

三世代・住宅

かみさんの実家は、義父母が新婚の時に建てた家である。
こどもが増える度に建て増ししてつぎはぎの家になっていた。
元がシンプルな長方形だったから、三方に羽を伸ばしたようになっていた。
こどもが成長し、義父母も老いて義兄と暮らすようになって、空き家になったり、貸家にしたりしているうちに荒れ果てていた。
義父母が亡くなり、かみさんが相続した。
かみさんがそれをまた元の部分だけに戻して、さらにワンルームの板張りに、キッチンテーブルだけを置いた山小屋風にして、農作業の宿代わりに使っていた。
我が家のこどももそれぞれ県外に出て、一年前から割と近くに職場を持った長女が、自分好みに改築して、この夏から住むようになった。
昔の面影は、五右衛門風呂と縁側と欄間くらいで、後はなんともシンプルというかストイックというか破天荒なつくりである。
親の世代とはちょっと違う。

平屋で、居間までが土間  
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梁がむき出し
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欄間は再利用
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ロフトからの梁
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寝室の上のロフト
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五右衛門風呂
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縁側だけに面影が残る
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レトロモダン?
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