いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

天国に一番近い林道

何を隠そう、わたしは高所恐怖症である。
高いところは、踏み台の上でもカラオケのお立ち台だってごめんである。
それがなぜ、瓶ヶ森林道くんだりまでノコノコ出かけたかというと、こんなはずではなかったのである。
コマドリやホシガラスが囀り飛び交うバーダーの楽園だと聞いたからである。
年をとると、感覚は鈍るし、判断力も想像力も落ちる。
若い時の気分のままで、無鉄砲に走る。
出たとこ勝負、行き当たりばったり、なるようになれなのである。
若いときから思慮も分別もなかった人間では、ことさらなんですら。

UFOラインという訳のわからないネーミングがされている。
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トンネルを抜けると地獄だった
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セーフティーネットなんかない世界
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いまから行くよ、天国に
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落ちたら、二度と戻れない
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道を踏み外すんじゃないよ、今まで通り
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旧しらさ小屋から土小屋へは樹林帯
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五葉松の白骨林
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あんた何しに瓶ヶ森
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昼の月
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神様、仏様でいい、神仏混淆
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