いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

フクロウメモリー

フクロウの声を最後に聞いたのはいつだろう。
もう思い出せない。
子供の頃、夜道でフクロウの声を聞くと、不吉な気がして怖かった。
うちは郊外にあったから、夜は静かな中に色々な音や声が聞こえた。
夜汽車の汽笛や線路のガタンゴトンいう継ぎ目の音、地獄の噴気の絶え間ない音、犬の遠吠えや鳥の鳴き声、蛙や虫の声、雨戸のガタガタ鳴る音、木の実が落ちる音、崖を石が転がる音、天井をネズミが走る音、一番怖かったのはやはり人の声や足音だった。
フクロウを飼っているうちに見に行ったり、雛を拾ったという話は結構最近まで聞いたりする。
市街地に住む知人のベランダの手すりにフクロウが止まったという話はついこの間のことだ。
ホー・ホーという声がフクロウだったのか、アオバズクだったのかは定かではない。
今年はアオバズクの姿は2箇所でしか見られていない。

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