いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

カラスザンショウの誘い

カラスザンショウの実が熟れると、人の目には見えない、鳥だけを引き寄せる光を発して鳥を導く。
人の目には黒くしか見えないが、鳥には、その紫外線域の色がちゃんと区別できる。
高い空中からでもその色を感知して、やすやすと餌を見出すことができる。
それは鳥の高い能力とカラスザンショウの知恵の共同作業である。
カラスザンショウの甘い柑橘系の匂いの方は、まだ人の浅知恵では解明できていない。
餌という字が食と耳からなっているのは、人のどんな思い込みからきてるのかしらん。

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