いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ウミアイサ的転回

1羽のウミアイサが上人が浜に居残りました。
バーダー達は羽でも痛めたのかしら、悪いものでも食べたのかしらと噂しました。
1日の大半を、岩の上で羽干しをしながら眠っていました。
近くのテラスでトランペットの練習をされても、詩吟をうなられてもおかまいなしでした。
でも、潮が引いて、人が傍まで来られれば、寝場所を移動しました。
飛べることも示さないとなりません。
確かに北極圏まで戻って、繁殖の役割を果たすことに比べれば、日の出を眺め、自分の分だけのわずかな魚を獲って食べ、天敵もいないこの浜でのんべんだらり過ごすのは、安易とはいえ、賢明な選択かもしれません。
でも、ウミアイサには、DNAに組み込まれたミッションに抗うことはできないはずです。
ということは、いま、自分自身の決断で、主体的に行動するウミアイサが誕生したということになります。
別府温泉が画期的進化を誘ったのです。
単なる加齢現象の可能性も否定できなくはありませんが、バーダーの加齢で、その辺の判断はまったく当てにならないのでした。。

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