いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

コウノトリの流儀

村里に出たコウノトリが戻るのを見て、わたしもため池に再々度引き返した。
案の定、コウノトリは溜まり水に近づいていた。
夕暮れに近いので動きもかなり活発だ。
やがて、水中から重そうに何かを引き上げた。
魚ではなさそうだ。
足らしきものが見えてカエルらしい。
それもかなり大きい。
食用ガエルか。
それを何度も水中に浸けては洗うように揺り動かしている。
重いのか水から上げるときは羽を広げて羽ばたきながら持ち上げる。
何分間そうした動作を続けたか、頭の方から徐々に飲み込み始めた。
喉につかえて、足をはみ出させた状態がしばらく続いてやっと飲み込むと、後はじっとたったまま動かなくなった。
ISOも限界になったので、わたしも一仕事終えた充実感に浸りながらその場を後にした。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7