いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

シチメンソウとシギチ

東与賀海岸のシチメンソウの群落は数キロの堤防下のテラスというか舗道の間に囲われた人工の植栽だ。
日本の海岸はどこもコンクリートに固められて、自然なままの姿はおそらく何%もないだろう。
シギチにとっては楽園に見える干潟も、満潮時は浅瀬がなく、コンクリートの上に上がるか、どこか安全な場所に移動するしかない。
シチメンソウとシギチのコラボを狙って出かけても、なかなか自然な感じのアングルは難しい。
醜い人工物を排して写そうとすれば、潮や天候や時間帯や人出などなど、いくつもの条件をクリアする必要がある。
目に映る丸ごとでなく、ほんの片隅の自然を、さもそれがすべてであるがごとく見せるのは詐欺罪に当たらないだろうかしらね。

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