いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

紅い幸せ

去年は肩すかしをくらい、先週情報をもらったベニマシコに会うべく6時にポイントに向かう。
我が家から20分の距離にベニマシコがいる幸せ。
高度を上げていくとしんしんと気温が下がる。
道を東に切ると前方に赤い尾を曵いた大きな星らしきものが見えた。
前々日アイソン彗星撮影に隣市の雲海展望所に夜明け前に出かけて、手を拱いているうちに夜明けを迎えていた。
何だこれが例の彗星か、それにしてはえらい赤いし、大きいのうと思いながら、ベニマシコポイントとは反対の道を辿り、東が開けた場所で探すと見つかった。
だが尾は左に向けて右に徐々に動いていた。朝焼けの赤い飛行機雲だった。幸せ!
ポイントに引き返し、霜を頂いた草木にレンズを構えて待つが一向に現れない。
霜が解ける頃、県外から来られた顔見知りのバーダーさんと、ちょっと近めの場所に移動すると、すぐにセイタカアワダチソウの穂先に止まってくれた。幸せ。
でも近いと思った割に画像はボケている。
楽しみを先延ばしにできた幸せ。

星ひとつしか撮れなかった。
何事にも先達はあらまほしき
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彗星に見えなくもない。
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色はきれいだ。
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こんなもんでいいの。
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ふいーっ。まずい。
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バーダーなんかかまっちゃおれん。
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なんでピンがこないのか。
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