いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

タヌキはバーダーを化かさない

むしろバーダーを慰め助けてくれる。
何の収穫もないバーダーは安友の森の奥深いベンチで失意の底にいた。
ふと頭を上げると上の方で動くものがある。
捨て猫かしらんと三脚からはずしていたロクヨンでのぞくとタヌキらしい。
埋め種にでもするかとシャッターを切った。
やっぱりタヌキだった。暗いのに結構ものになっている。
ロクヨンを手持ちで撮ったのは初めてだった。
オイラもまだまだいけるじゃないか。ほんの数秒のことだったにしても。
あらぬ自信を取り戻して帰途についた。
明日は明日の風が吹く
なんだか化かされたような気がしないでもない。
帰って見ると狸公にアッカンベーをされてるようでもある。

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