いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

見島便乗探鳥記(来年に続く)

ほとんど抜けているが、今夜の雨で明日は期待できるよということだったが、これだけは残っているというセンダイムシクイコサメビタキキビタキを翌日回しにしたのが裏目に出た。
夜半に降る予定が朝に降り始め、ほとんど暴風雨という様相を呈している。
朝は弁当にしてもらって6時に一応宿を出たが、鳥が下りたにしてもとても写せる状態ではない。もっと前に出たバーダーは早々に宿に引き上げるか、繰り上げて早い便で島を離れるとのことだった。
一通りのポイントを回ったが、前日のものもほとんど姿が見えなかった。
砂見田海岸でキャンプをしていた家族連れが管理棟の軒下に避難していた。昔、ゴールデンウィークのキャンプの大半はこんなものだった。
鳥見だって同じだ。鳥運は糾える縄のごとし。
で1便早めて帰ることにした。
2日間便乗させてもらったYさんのおかげで、機動性も確保でき、くまなくポイントを回り、最大限効率的な動きができた。
もう1泊するというYさんの鳥運を願って宇津の港で別れた。

初日夕方なんとか大峠で撮ったコサメビタキ
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同じ。
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なんとか被らなかったのはこれ1枚。センダイムシクイ
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砂見田海岸で。コムクドリといっていたが。
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島にはアマサギはたくさんいたが、これはここの夏鳥だろう。
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ともかくいれば撮る。
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本村の港に着いたとき迎えてくれた。
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見島の海は美しかった。魚影も濃かった。
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4月下旬から5月上旬が渡りのピークだというけど、固いといわれたヤツガシラは3月下旬から4月上旬に6~8羽の群れで逗留していたという。
ここは渡りの正規のルートというより、ルートを逸れたり、はぐれたりしたときの緊急避難場所なのではなかろうか。
鳥運がいいというときは、鳥にとっては災難なんでは。
ともあれ、一応途中道すがら保険をかけてきたわたしにとっては充実したゴールデンウィーク前半だった。