ケリの親鳥は雛に危険が及びそうになると、身を挺して立ち向かう。
カラスだろうと人間だろうと。
カラスだろうと人間だろうと。
雛の行動に細心の注意を払って、危険が及ぶ前に、合図を送り、指示を出す。
すると雛は、その場に踞ったり、隠れたり、親鳥のところに戻ったりします。
すると雛は、その場に踞ったり、隠れたり、親鳥のところに戻ったりします。
無心に餌を漁っている雛。
「クェリーッ、クェリーッ」=空襲警報発令、カラスが近づいているぞ~
頭隠して、尻隠さず
「あー、助かった」
「キェリーッ、キェリーッ」=警戒警報発令、あやしい車が止まっちょるぞ~
「チェック、チェック、軽トラ以外の車はと」
「あれはちょいちょい見かけるやつやな」
「クゥェリー、クゥェリー」=ストーカー注意報発令
「こそこそするより、金をくれ」
「バーダーの相手しちょる暇ないわ」
鳧鳴くや 我は敵と なりにけり(けりなくや われはかたきと なりにけり) 些々
親鳧の 声五月雨を 貫けり(おやけりの こえさみだれを つらぬけり) 些々