いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

先を読んで待つ

どんな鳥だって、ポイントにいきさえすれば、はい、いらっしゃいと目に飛び込んでくるというわけではない。
いつどんなところでどんなふうに動くかということをあらかじめ知らなければ、そこにいたって気付かないだろう。
独力でそれをわかろうと思えば何年あっても足りない。

その点いまの自分は豊富な経験で先導してもらえる人たちがいるので何十分の一かの努力でいろいろな貴重な鳥に巡り会えることができる。

その日のブッポウソウはふだんと違う動きをしたらしい。
朝明るくなるのが早かったせいか、2時間前倒しになっているという。
10時頃までポイント付近にいるものが、8時には山の向こうにいってしまったのだ。
かならずまた戻ってくるということで、みんなで次の飛来を待った。
「いないの、あっそう」といって帰った人もいた。

信じて待つことが鳥見の醍醐味だと思う。

同じなようで同じでないショット。
トリミングしてあるし。
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別の枯れ木に止まったり
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戻ったり
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前と同じケヤキの場所に止まったり
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枯れ木との間をしばらく行ったり来たりしていなくなった。
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