わずかな期間でこんなに鳥に巡り会えるのも、H師はじめ野鳥研究グループの方々のおかげなのだが、なぜこのようにいままで気付きもしなかったものがわたしにも見えて来るのかといえば、それはその方々が鳥語を解すことで仲立ちしてくれるからであるとわたしは確信している。
鳥たちがいまどこにいて何をしゃべっているか、いつも耳をそばだてて聞いているのだ。
そして鳥たちと適切な距離をおいていつも心を通わせている。
もちろん鳥の方から寄って来るのを拒んだりはしない。
鳥たちがいまどこにいて何をしゃべっているか、いつも耳をそばだてて聞いているのだ。
そして鳥たちと適切な距離をおいていつも心を通わせている。
もちろん鳥の方から寄って来るのを拒んだりはしない。
その朝もホオアカが繁殖期の囀りに勤しむ場所に誘ってくれたのだった。
止まっているのを見つけてもらったら

ホオアカを撮るのは楽だ。歌うのに余念がないから。

胸の模様も入れときなさいと

春の歌

舌が光る

声が涸れないのかしらん

黒けりゃスズメなんだけど


ホオアカを撮るのは楽だ。歌うのに余念がないから。

胸の模様も入れときなさいと

春の歌

舌が光る

声が涸れないのかしらん

黒けりゃスズメなんだけど
