いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

リバーズ

昨夜、どうしても観たかった映画「オーシャンズ」を観てきました。
素晴らしいカメラワークで、地球上の生命の多様性を維持し生態系を壊さないことの大切さを訴えたドキュメンタリー映画です。

海を生活の拠り所としている沢山の鳥たちも出てきます。
その鳥たちをまるで鳥そのものの視線と皮膚感覚でとらえた映像は、強烈な刺激と現実感で、鳥の生の営みの真摯さを実感させられます。

カメラの存在を意識しない生き物たちの自然な姿は、どんな先進的なテクニックを駆使したのだろうと興味津々ですが、生命の躍動と厳粛さにあふれています。
中でも月夜の海底での食いつ食われつの生存競争などはなぜこれほどまでにクリアに撮れるのか不思議なほどです。
金に糸目をつけなければどんな映像だって夢ではないのかとちょっと気落ちはしましたが、やはり至近距離でのどアップの迫力と精緻な美しさには圧倒されます。

野鳥撮影のフレームワークにも生かせそうなシーンの連続でした。

わたしの身近なところに目を転じると、まだまだ大事にしていかなければならない自然が至る所に残されています。
日暮れまで過ごした駅館川沈下橋付近の葦原もその1つです。

時折散歩の人が通るだけ。
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広い葦原にアオサギが舞う
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カワウの側をカイツブリが泳ぐ
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川原にはイソシギ
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イカルチドリがいるのは七瀬川と同じ
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夜道は怖い
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犬も歩けば鳥見にあたる
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