いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥見基地

デジスコの成否は偏に鳥との距離と光量にかかっているらしい。
この度のヤマセミ基地での経験でつくづくそう思った。
遠ざかるほど、暗くなるほど被写体のブレが大きくなり解像度が落ちる。
道具がぶれてはいけないことはいうまでもない。

撮影場所探しとその設営は長年の経験と鳥にあった工夫が必要だ。
ヤマセミ基地は野鳥についての造詣、蘊蓄を極めたセッティングになっているわけだ。
ここでならわたしのようなビギナーでもレリーズを押すだけで高解像度のクローズアップ画像が得られるというわけだ。
自力でそこまでこぎつけるのは並大抵のことではない。

基地での問わず語りに鳥天さんがいっていたこと。
「ヤマセミを探してHOKKEさんと何十回もあちこちの山野を歩き回ってようやくここにたどりついた」のだと。
ここにはまた鳥の習性を慮った数々の仕掛けがしてある。
それによって自然な形での野鳥の姿を写すことができる。

こんな七瀬川の自然がいつまでも保たれることを願わずにはいられない。

七瀬川の葦原、ヤマセミカワセミが飛び交う
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葦原の中に基地はある
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おおまかなピントをあわせて後はコンデジまかせ
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