いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

出会い

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前の日曜日、ヤマセミをねらって川原の迷彩テントの中で待機していました。
しかし一向にヤマセミは姿を見せず、しょうことなしにアオサギキセキレイを写していました。
全然デジスコらしい絵にならず、解像度もお話しになりません。

野鳥の情報を頼りにあちこちでかけてみても、どこにどうスコープを構えたらいいのか途方にくれることが多かったものです。

陽も昇りそろそろ引き上げようと思っていた頃、声をかけていただいたのが近くに潜んで野鳥を撮影していたHOKKEさんという方でした。

前に見かけたヤマセミを狙っていることをいうと、もうこんな時間では現れないからといって、それを狙うなら自分等が作った基地を使ってくれと申し出てくれました。

それで教えていただいた携帯に連絡を取り一昨日早朝そこに案内していただいたのです。

何から何までセッティングしていただき、ヤマセミの現れる気配や場所を的確に合図していただいて、照準は合わせられるのですが如何せんまだ薄暗く、フォーカスはあわずなかなかシャッターを切ってもピンぼけやブレを抑えられません。
やがて明るくなって目の前の止まり木にジョウビタキが止まってるよと教えられもっぱらそちらに向かってシャッターを切りまくりました。

そしてその中に偶然瞳に朝日を写し込んだジョウビタキのクローズアップ写真が入っていたのです。

この日多くのことを学びました。

野鳥を写すには、まず知識と経験と野鳥に対する愛情と、なによりもまず野鳥に近づくために自然にとけ込むための下準備が必要だということでした。

いっきに目から鱗が落ちたような気がしています。

これからデジスコを楽しんでいくために、学んだことを少しずつ備忘録代わりに書いていこうと思います。