いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

カワガラスの早春賦

写真は真を写すものではないと、ずっと思っていた。

なら、なんで器械が嘘をつく、歪める、欺く。

被写体をレンズで見た通りには、肉眼では見えない。

どちらかが偽りかというと、よくわからないが、多分、どちらも真の近似値なんだろう。

人は一瞬を記憶できない、記憶するためには、編集する。

そのずれを嘘とは言わない。

ローシャッターで撮ったら、ずれが出る。

それも嘘とは言わない。

ただシャッタースピードを上げていくと、一瞬のスペクトルが露わになってくる。

それも嘘ではない、ただ人の目では捉えられないだけだ。

鳥にはどう見えてるのだろう。