写真は真を写すものではない。
これを逆説だと思う人はそういないだろう。
澄み切った清流がカラフルに映るなんて、カメラの誤作動か現像のトリックくらいにしか思わないに違いない。
しかし澄み切った水の川底のカラフルな揺蕩いは、人の目が認識できない瞬間のプリズム効果なのだと思う。
人の目の機能では変容する瞬間の色や形を止めることは不可能なのだ。
網膜の視細胞は三原色の周波数の光刺激を視覚中枢に絶え間なく送り、そこで色として認識する。
間断なく変化する色は突出した周波数か、無色に近い色に転換されるしかない。
写真は瞬間を切り取って嘘をつけない。
という理屈で合ってるかなあ。
要するに見れども見えないものがあるということか。















