ティカル遺跡は広大な熱帯雨林の中に埋もれていて、ほんの100年ほど前から発掘が進んできた古代マヤ文明の最大の都市の廃墟だ。
世界遺産として見られる10の神殿はほんの氷山の一角らしい。
紀元900年ごろ忽然と姿を消し、再び熱帯雨林の始原に還ったところだから、立ち入ることはできいないが、もはや他所では見られない動植物の宝庫となっている。
グランプラザに聳り立つ大木の梢にそんな変遷を見下ろすかのように、たくさんの吊り巣がぶら下がっていた。
1号神殿と2号神殿、アクロポリスに挟まれた祭事広場(グランプラザ)
Montezuma Oropendora(オオツリスドリ)