グアテマラ探鳥記の掉尾を飾るのはチョコボールのキョロちゃんことオオハシだ。
と、わたしはキョロちゃんはてっきりオオハシだと思っていたが、娘らの話では架空の鳥だったらしい。
暑さと時差にやられてついにボケ始めたかと危ぶまれたものの、一応探鳥記は兎にも角にも終えたので思い直してくれるかな。
期待以上の鳥たちにも出会え、探鳥記で反芻でき、いつお迎えが来ても思い残すことはないが、ここまでこのツアーを支えてくれ娘たち、ガイドの方々、心を癒してくれたグアテマラの袖触れ合った人々には感謝の言葉もない。
垣間見たグアテマラは美しく野趣溢れる国だった。
コロナ禍で計画がのびのびになり、当初のコスタリカのケツァールからグアテマラへと変更になったが、娘が先に知己を得たホスエさんのGuatemala Birding Adventuresにお世話になることで、かけがえのない体験をすることができた。
わたしにアドバイスできることがあるとすれば、ケツァールはグアテマラに限るということだ。
Keelbilled Toucan(サンショクキムネオオハシ)
グアテマラを離れる日、わたしは81歳の誕生日を迎えた。
帰国したら91歳の血肉と11歳の稚気になってはいたが。