いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

Adios Guatemalan Resplendent Quetzal

ドナエロさんの民宿のテラスで夕陽に染まっていると、達成感とは裏腹の虚脱感のようなものに襲われた。

憧れというものは夕陽に似ている。

夕陽の輝きも喪失の寂しさと背中合わせだ。

だからケツァールに会ってもその感動を抑え込んでしまった。

感動ならもう初っ端からしどうしだったし、一抹の寂しさも同時に覚えていた。

夕陽にだって明日がある。

鳥見の感動だって尽きることはない。