ルリモンハナバチは希少種だからと追っかけていたのが、意外や鳥見をしている水場の足元にもいたのだった。
知らないものは見えないというだけのことだ。
ここでルリモンハナバチが蜜を吸う花は、アキノタムラソウというのだそうだ。
なんでこんな花にと思うような小さな地味な花だ。
ググると名前の由来もわからないありふれた草のようだ。
でもここでハチが来るのはもっぱらこの花だ。
近づいてクローズアップで撮れば小さくても一丁前のきれいな花だ。
ルリモンハナバチは図々しい寄生バチで、縁起がいいわけないけど、こんな普通は見過ごす自然界の確固とした営みに目を向けさせてくれるのだからやっぱりありがたい。