2020-11-29 ハマシギよ永遠に いきあたりばっ鳥 わたしが若い頃別府湾にはぐるりと砂浜があった。 坂ノ市あたりも松原に海水浴場があってキス釣りに行ったこともある。 そのあと日本中の海岸線は埋め立てられたり、テトラポットに囲まれて、シギチの遊ぶ浜はほとんどなくなってしまった。 「浜千鳥」の歌を憶えている人はどれくらいいるだろう。 ハマシギは千鳥というより雲のイメージだけど、干拓地の水たまりにたむろしている姿は、小さな群れでどこか寂しげなのはわたしのセンチメンタリズムのせいだろうか。