初めて巣立ち後のフクロウのヒナに出会えた。
雨の日だったが、離れたところから、巣穴から出た2羽を見たということだったので、ダメもとで出かけた。
教えられた場所に立って舐めるように探すと、向かいの高い木の間に2羽のシルエットが見えた。
とりあえず撮っておいたが、見ただけで感涙ものだった。
本当にいたわ。
雨が小降りになり明るくなってもう一度のぞいたら、1羽が見通しのいいところにいて、もう1羽もなんとか姿がはっきりして来た。
翌日、まだいるというので、天気が回復した午後覗くと、高いところで乾いてふっくらとなった1羽だけが確認できた。
さらに翌日も、まだいると聞いて出かけると、さらに高い木のてっぺんと、山に近い別の木の方に、2羽は移っていた。
いつもは営巣していても気配も見せない。
巣立ち雛もたまたま出会える程度らしい。
この年で、こんな時期に、こんな感動を味わえるのはありがたい。