タイの田園は旅鳥の越冬地でもある。
ガイドブックで、ノゴマやオガワコマドリがそこらへんにウハウハいることということで、期待して出かけたが、まだ時期尚早だったのか、見つける腕がなかったのか、いるのは水鳥ばかりだった。
ここはブラックカイトの群舞で有名なところらしかったが、トンビはあまりお呼びではない。
似たような群れが見えたので近づくと、それはスキハシコウの何百羽もの群れだった。
水抜きをしている養殖池に群がっているのだった。
スキハシコウはタイのどこででも見かける、日本でのアオサギみたいな存在だが、桁が番う。
タニシの数が違うといったらいいのかもしれない。