ある昆虫学者のいうところによると、ルリモンハナバチは、非常に狡猾で残忍な寄生蜂なんだそうな。
宿主側にとっては、幸せを呼ぶブルービーとは対極にあるらしい。
でもそんなことはどうでもいい。
どうせこの世は見かけと思い込みの錯覚にすぎないのだ。
高崎山の猿を見て家族愛を説くことだってある。
このショットだって、虫を写して何が嬉しいんだかと、目もくれない人がほとんどだろう。
でもね、世の中には色々な生き物がいて、それでバランスがとれているということは知るべきですよ。
それにしても名も知れぬ路傍の花に、なんでキツネノマゴなんだ。