いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

星鳥タイ2019

カオソックの耐えられない暑さ

それは幻覚としか思えない。 今もってそれが現実のものだったのかどうか、定かではない。 去年の5月末、鳥見仲間4人で、南タイのカオソック国立公園に遠征した。 酷暑の中で、徒歩での鳥見は老体にはこたえた。 見かねたガイドが「明日は自分の車で、巣立…

チャオプラヤーの河畔にて

タイの寺院は華美で陽気だ。 夜になっても輝いている。 人を弔う場所なのか、ただただ仏を讃える場所なのか。 旅人は宗教心よりも異国情緒を楽しんでいる。 タイの若者にもインスタ映えする場所としての景観だ。 マイペンライと思える最後の夜だった。 チャ…

ワットアルンラーチャワラーラームの昼と夜

今回は余裕のある遠征をということで、バンコクでの観光を前後に設けた。 生真面目なバーダーは寺院の参拝くらいなものだけど、チャオプラヤー川沿いに立ち並ぶ壮大なワット群は見るだけで圧倒される。 川を遡って、右岸のタイル装飾のワットアルンと左岸の…

猿には愛されたバーダー

仏教国タイは非殺生の国、犬をはじめ、トッケイや虫も我が物顔で内外を闊歩している。 宿に入るとまず猿が出迎えてくれる。 バンガローでもすきあらばと狙っている。 宿のレストランの2階にバーがあって、そこにも猿が出入りしている。 まさか接待役じゃな…

バンコクで写っていた鳥

特にカメラを向けたりはしなかったけれど、街中にも緑があると、サンバードやヒヨドリなどいろいろな鳥が飛び交っていた。 緑が多くて、餌になるものは豊富にある感じだ。 カラスやドバトやスズメもいるが、少し日本とは違うのは当然だ。 これでも日本までく…

ネタも底をついて

重箱ならわかるけどゴミ箱の隅からリサイクルしなければ、もう、めぼしいものはありません。 アオショウビンはあちこちで見かける鳥だけど、いざ撮る段になると厄介な鳥だった。 ヒメコノハドリ (Common Iora)? シキチョウ♀(Oriental Magpie Robin)幼鳥? …

一番小さなキツツキ

インドミツユビコゲラはとてもキツツキには見えないキツツキだ。 地味ではあるが、海外のバーダーはこの小さい鳥を写したがる。 ガイドは国立公園内の熱帯雨林のトレイルを引っ張っていって、枯れた竹の穴を教えて、あそこに親鳥が20分ごとに餌を運んで来…

インドトサカゲリの空中ショー

南タイの岩山が連なる国立公園をドライブしながら、国道沿いのビューポイントに上がると、ケリが激しく鳴きながらあたりを旋回し始めた。 どうやら営巣地に踏み込んだらしい。 周りは絶景で、そこを飛ぶケリもタイではポピュラーな鳥だが、結構南タイらしい…

花を啄ばむ鳥

サンバードと同じくらいの大きさでよく見かける鳥だが、花というより木の実をつついていることの方が多い。 通りのレストランに飾ったバナナをつついている姿は、さながらベビーギャングといった風だった。 オレンジハナドリ(Orange-Bellied Flowerpecker)

蜘蛛よりバナナ

コクモカリドリは一番花とのコラボが撮りやすいサンバードの仲間で、ゲストハウスの庭のバナナの花に蜜を吸いに頻繁にやって来た。 その名の通り小昆虫も器用に食べるらしいが、狩りの姿はなかなかお目にかかれない。 バナナ以外のバショウ科のヘリコニアな…

心残りな鳥たち

ジャングルは暗くて高い。 一見なんの鳥も潜んでいないように見えて、その実たくさんの生き物が息をひそめている。 当然ガイドの助け無くしてそれらを見ることは難しい。 ガイドは何を手掛かりに探すのかわからないが、薄暗い葉陰や、高い梢にそれらを探し出…

短夜の夢

タイの熱帯性気候は堪えた。 雨季に入ってはいたが、雨は夕方から夜にスコールで降るだけなので、午前中の鳥見にはほとんど影響なかった。 朝や雨上がりは少し涼しくなるが、汗をかかないときはなかった。 蚊帳の中で寝ると風が通らないのでシーツはいつもじ…

宿周辺の探鳥

高温多湿の熱帯での鳥見は厳しい。 ガイドは近辺を5キロほどを歩いて回るという。 宿のピックアップを借りて、ポイント間はそれで行くことにはなったが、ヒルの心配はないというものの、蚊いるわ蟻はいるわでかなりの苦行を強いられる。 でも最初はミナミヤ…

千載一遇のカワリサンコウチョウ

雨季に入り、繁殖期もほぼ終わりに近づいた南タイは、鳥見にはあまり格好な時期とは言えないようだった。 そのせいか、宿の近辺でも鳥の声は地元より少ない感じだった。 しかし朝には毛色の変わったヤイロチョウやキツツキの声がすぐ近くの森から聞こえて来…

ハイビスカスにサンバード

宿のハイビスカスに朝や雨上がりにサンバードが蜜を吸いにやって来る。 小さくてちょこまか陰を動き回るので、捉えるのが一苦労だった。 ここに来るのは若干地味なキバラタイヨウチョウやムネアカタイヨウチョウだったが、それでも花とのコラボは絵になる。 …

極楽と地獄

今回の鳥見仲間4人での南タイ遠征のハイライトというか、これしか思い浮かばないショットがカワリサンコウチョウ(Asinan Paradise Flycatcher)のオスの白色型(morph)だった。 鳥見の遠征というか、結果的には雨季ジャングル酷暑体験ツアーみたいになって…

1週間のご無沙汰です

南タイからバンコクへ戻ってきたところです。 鳥ネタはまだKFに留まったままです。 iPhoneのショットしかアップできません。 話題のタラートロットファイ・ラチャダーで夕食を食べました。

鳥ネタを求めて三千里

これから1週間、南タイのカオソック国立公園に遠征して来ます。 ここは世界一星の数が多いところだともいわれていますが、世界最古の熱帯雨林ともいわれ生物多様性に富んだ自然が残されたところらしいです。 うまくいけば1年分くらいのネタが仕込めるので…