いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

デジスコ入門記

生者必衰会者定離

鳥見をすると自然界のことわり(理)が見えてくる。 たくさんの卵を産んでも鳥の数は増えない。 何羽も巣立った雛も翌年姿を見せるとは限らない。 去年1羽で来た鳥が今年は番になっている。 いいことも悪いこともある。 それが自然の定めだから。 アオバズ…

空中サーカス

1、マウンティング スライディング ダイビング 2、アクロバティック マウンティング 頑張れ~ 頑張れ~ 頑張れ~

手練手管

恋の駆け引き 求愛給餌(プレゼントは飛んで口に入る夏の虫) なんだか生きが悪いわね こんなもんじゃだめよ (ひとの足下みやがって) はい、これはいかがですか なんなのよ、これ、イガイガするわ そういわんと、おねがい ねえねえ、お姐さん この野郎、蹴…

男はつらいよ(ブッポウソウ編)

先週はブッポウソウが来るまで5時間待ちましたが、昨日は午前中いっぱい、次の撮影隊に譲るまで5時間付き合う羽目になりました。 そしてツーショット、アピールからマウンティングまでの3~4ラウンド、たっぷり堪能させてもらい、我がことのようにどっぷ…

ブッポウソウよ、永遠なれ

去年は1羽しか来なかったブッポウソウ。 今年は♂を従えてきたわけですが、選択の余地はないのになかなか♀はOKを出しません。 しかしHachimanさんのブログ(きまぐれ写真館)についにマウンティングのショットがアップされていました。 まずは一安心です。鳥…

コロンブスの卵

いつもは10頃まで星南大橋付近で過ごし、午後の3時頃にまた戻ってくるはずのブッポウソウが8時にはもう姿を消していた。 H師や鳥天さんはまだそこらにいるはずで、そのうち出てくるさと呑気に構えている。 その日はいつもと動きがちがっていたが、5時間…

先を読んで待つ

どんな鳥だって、ポイントにいきさえすれば、はい、いらっしゃいと目に飛び込んでくるというわけではない。 いつどんなところでどんなふうに動くかということをあらかじめ知らなければ、そこにいたって気付かないだろう。 独力でそれをわかろうと思えば何年…

飛んだ感知外

昨日はまぎらわしいタイトルにしたせいか、お相手探しと思われるアクセスが増えてました。 がっかりさせて申し訳なかったです。 ウミネコをセグロカモメという手前、ひとのこととやかくいえませんが、ブッポウソウもかわいそうです。なんの関係もないコノハ…

出会えるひと見えるひと

いかにも鳥天さんが好きそうな名の星南大橋。 ブッポウソウと出会える場所ということで知るひとぞ知る名物ポイント。 町の人も情報を流したり、駐車場を用意してくれたりと無償の奉仕をしてくれている居心地のいい場所。 だからといって行けば誰にでも出会い…

五月晴れ

久しぶりのデジスコ撮影 庄内町の星南大橋に奇しくも4台のデジスコが並びました。 何を狙っているかというと この滝ではありません。 橋に巣をかけているムクちゃんでもありません。 谷の檜に止まったムクちゃん? 下流の合歓に木に寛ぐヤマセミ? 群れてる…

アマサギなめたらイカンゼヨ

今日も今日とて鳥見三昧。 一週間分のネタを仕込む強行軍。 H師、鳥天さんお世話様。 まず人を見るアマサギです。 耕耘機の後を追っかけお食事ゲット。 デジスコショットも撮ってはいるがじっとしてるのは耕耘機がUターンするときだけ。 農作業する人のそば…

オオルリ 碧空の一点

今の時期オオルリはまだ朝夕のわずかな時間、高い木の梢で囀っているだけである。 わたしが自力でオオルリの梢で囀っているショットを撮ろうと思えばまだ数年はかかるだろう。 H師に今日はオオルリをやりましょうといわれて、一瞬噂に聞く縄梯子チャレンジか…

陽光雪下

セッカなんていう鳥は聞いたこともなかった。 小さくて草むらにいると見逃してしまう。 でも一度教わるとすぐ見つけられる。 ヒッヒシャッシャとかまびすしく鳴きながら草むらを上下しながら飛び回り、やがて草に止まって一休みをくりかえすから。 あまりわ…

鳥語を解す人

わずかな期間でこんなに鳥に巡り会えるのも、H師はじめ野鳥研究グループの方々のおかげなのだが、なぜこのようにいままで気付きもしなかったものがわたしにも見えて来るのかといえば、それはその方々が鳥語を解すことで仲立ちしてくれるからであるとわたしは…

美しき天然

空にさえずる鳥の声~ 峯より落つる滝の音~ この鳥はヒバリのことだと思い込んでるんですが。え!こんな歌知らない? サーカスのジンタのテーマソングですよ。 昔はなじみの鳥でしたが、大分川の河川敷で久しぶりに対面しました。 揚げヒバリはわたしにはま…

さっさ撮りーコムクドリ

わたしのショットのほとんどはばっ撮りではない。その意味で看板に偽りがある。 鳥見ビギナーが行き当たりばったりに撮れるほど鳥見はやわなものではないのだ。 わたしが朝の数時間でさっさと1週間分のブログネタを仕込んでこれるのも、指導、サポートを受…

キジの勝手です

たとえ目だけを覗かせても 自分じゃ隠れたつもりでも 右を向こうと 左を向こうと 上を見ようと マッチョに見せようと 気取って見せようと みーんなあんたの勝手です。 クジャクの真似をしなくても ケンケン鳴いたりしなくても やっぱりあんたは美しい。

キ+シ

今日は野鳥研究グループのお花見に参加する前に何カ所か鳥見ポイントを回りました。 川べりはダム放水による増水のためかあまり成果が上がらず、やり残しの宿題の1つのキジポイントに向かいました。 いい位置にキジがいるにはいたのですが、照準器の電池切…

行きがけの駄賃

鳥見の狙いは1つか2つ、それだけでブログネタを次までもたせるなんてできない相談だ。 だからまず、そこらへんをウロチョロしている鳥さんを見繕って保険をかけておく。 といったってよく見れば、かっては喜々として拾い集めていた立派なネタなのだ。 川は…

ヤマセミの鳴かない日

その日はキジを撮り終えて一段落、あとはまだ県民の森に居残っているというルリビタキちゃんに鳥○○トリオに混じって並ばせてもらったが気配はなく退散。 その後一眼デジスコでカワセミの至近距離狙いの鳥天さんについてわたしもヤマセミ基地へ。ここなら二股…

キジと出会う人

世の中にはキジと出会う人と出会わない人の2種類がいる。 こういってわかる人とわからない人の2種類がいてわからない人はずっとキジには出会わない。 わかる人は奇人か変人か軍人だ。 キジはすぐそこらにざらにいるんだが、いたってからなずしも見えるわけ…

見れども見えず

今日も今日とて達人たちに手取り足取り初見の鳥たちを撮らせてもらった。 でも、ほら、そこにいるだろうといわれても何も見えない。 ド派手なキジでさえ10メートル先にいるのが見えない。キジは明日また再チャレンジするので置いといて、なんとお猿の山に…

遭遇率100%の幸せ

大分前から鳥見といえばヤマセミ基地からということになってしまった。 取りあえずビールからといったようなものかね。 ヤマセミを撮って、まず一品ネタを確保しておけば後はボウズでもかまわないというちょっと姑息な鳥見渡世術が身に付いてしまった。 とい…

恋の季節

メジロはカップリングの季節らしい。 庭ではメジロが♀の争奪空中戦をくりひろげていて、一時もじっとしていない。 ♂は♀の前で求愛する。 小刻みに羽を震わせながら。 ♂同士で戦って破れたものは眉間に名誉の負傷 嘴の付け根に出血 前額に まだまだ 脱毛症が…

ヒドリガモの涙

別れましょ オレのどこが気に入らないんだ いきなりそんなこといわれたって 冷たいこというなよ なにもいわないでもう行って あっちでだれか誘ってるわよ そう簡単に右から左というわけにいくか 尻の白いのに興味はないさ

赤と黒

赤い嘴と黒っぽい羽のシックな取り合わせに魅せられ野鳥にはまりました。 たまたま空いた時間に鳥見ポイントを探していたら、水鳥の中にバンがのんびり水草を食んでいるのを見つけました。 じっとしていないのでピント合わせに手こずりますが、あまり人目を…

イカルの学校

イカルのガッコーは草の中~ 点呼 イチ~ ニ~ サン~ シ~ ゴ~ ロク~・シチ~ 列を乱さないで すねてないで円に戻りなさい うちの生徒にちょっかい出さないで 散開、食事はじめ~

カワセミに告ぐ

この立て札には何と書いてあるでしょう。 次の4つのうちから選んで下さい。 池の中ー 1、はダイブするのに安全でも適当でもありません。 2、は税金が捨てられるドブになっています。 3、にあなたの餌はありません。 4、は節水のため雨天のみ給水します。…

オナガ・マ・ヨシ

オオバン相手に3時間ほどねばってたら数十羽のカモが入江に入って来た。 スイスイと泳ぐだけだから、なかなかピントもシャッターチャンスも捉えづらい。 何かを識別すべくもなく、ただ闇雲にシャッターを切る。 あとでみるとここではオナガガモが圧倒的だっ…

オオバン振る舞い

バンと違って、オオバンはいつの間にか表に出て来て、平気でだかどうだかずっと食事をしていた。 餌はバンと同じく魚ではなく藻のたぐいのようだ。 ほかの水鳥が飛んで行った後、ずっと付き合ってくれた。 上がって来るところは捉えられないが、潜る寸前も難…