いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コアジサシのコロニーの名残り

もうとっくに巣立ったとの情報はあったが、後学のためにと競馬場跡地を覗いてみた。 たくさんの車が入って行くので、ついていくとそこは場外馬券売り場の駐車場だった。 雨の日だったので傘だけ持って少し歩くと数羽のアジサシが鳴きながら上を舞っていた。 …

三番煎じ

チョウトンボとコラボさせるなら古代ハスだけど、池のハスは無くなってしまった。 毎年花が咲くわけでもないのかしらん。 蓮根畑でもしょっちゅう手入れしているからなあ。 黄色い水草の花でもいいけれど、うまく寄ってはくれない。 せめて飛翔となると、こ…

アザミの前のあなた

チョウトンボは3日上げると飽きる。 でもネタは鮮度がよければ3日は持つ。 ちょっとは変化が必要かも、というわけで草地の花とコラボ。 敵もさる者なかなか花には止まってくれない。 かすめてくれるだけでいい。 ツーショットとは言いにくいが。 ネタがど…

ハナウドとウグイス ミスマッチいいや定番

梅にウグイスなんていう俗説に惑わされてはいけない。 本当はハナウドにウグイス、これ定説。 夏のウグイスは五月蝿い。 見栄もよくない。 でもサービスはいい。 阿蘇根子岳をバックにポーズをとってくれた。 救いの神。

遠いカッコウ

ネタがなければ同じネタでいく。 昨日より遠くてピンが来てない半端ネタ。 どうにも格好がつかないが、阿蘇くんだりまで行ってやっと距離のあるカッコウを撮ったんだから、その苦労の跡くらい汲んでほしい(誰に?)。 そんな甘いもんじゃありませんぜ、鳥見…

Hi カッコウ

カッコウの名前だけは世界中どこに行ってもカッコウ。 鳴き声もどこへ行っても「カッコウ」 他の鳥の巣を乗っ取って他人に雛を育てさせるのみか、ほかの雛を追い出させる。 不条理の習性でも自然界のバランスは取れている。 それを壊すのは人間様だけ。

コヨシキリの寄り道

野鳥は誰でも巣に戻るときには迂回する。 あるいは離れたところで囀って巣から外敵の目を逸らす。 ただそれが同じポイントを繰り返すから、バーダーには好都合だ。 そこにいいハナウドがあればの話だが。

ハナウドとコヨシキリの季節

標高の高い高原にもハナウドが咲き始めた。 一面のハナウドでも、あちこちからコヨシキリの声がしても、コラボができるポイントは多くない。 それをまず見定めたらそこで待つのが良策だ。 コヨシキリは花より移動ルートの中継点として選ぶから。 まだ花にく…

チョウトンボの季節

チョウトンボは重宝なトンボだからチョウトンボという。 鳥の代替品ということではない。 このブログは野鳥ブログとしては失格なのだ。 野鳥に託けて何がぶつぶつぼやいているだけなのだ。 タイトルもばっ撮りというように、なんでも撮って季節感を醸せばそ…

万緑叢中頬赤一点

長者原の湿原には今の所、絵にならない花もない飾る言葉もない、バーダーにとってそんな殺風景だけだ。 ホオアカやセッカは育雛中なのか、止まるところがないせいか、草の中に潜っていて、たまに飛び上がる。 盆過ぎの花の時期まで待てばいいのだが、カッコ…

なんとかセッカ

なかなかセッカを仕留められない。 長者原の湿原ではヒッヒッヒッヒッセッカセッカセッカセッカと囀り飛翔が酣なんだが。 折角飛んでも見つけるのが一苦労。 感音性難聴、アシンメトリーのハンディがある。 自慢じゃないが目も霞む。 だから降りてくれるのを…

ブッポウソウの不条理

ブッポウソウは虐げられている。 ブッポウソウとは鳴かないのに勝手に取り間違えられて。 住処は人工物しかなくて、それも糞だらけの。 餌になる昆虫も農薬で撲滅されて。 クソ暑いのも誰のせいだか。 おまけにバーダーとやらに覗きまくられて。 いっそ橋か…

アオバズクの変心

何日ぶりかにアオバズクに会いに行って、頭が混乱している。 前と同じアオバズクに見えないからだ。 前のオスの模様が乱れているだけなのか。 オスが入れ替わったのか。 オスとメスの役割が入れ替わったのか。 わたしにはメスの模様に見えるんだけど。 とす…

コヨシキリの男伊達

アカヤマドリの後では、少々のネタでは見劣りする。 一応トンボでワンクッション置いたけど、コヨシキリだけはそんなことは厭わない。 ぎょうぎょうしく俺を撮れ俺を使えといってくる。 ブログ主としては撮らざるをえない、あげざるを得ない。 義を見て撮ら…

オニヤンマへの憧れ

こどもの頃、夏、夕方になると空をギンヤンマが埋め尽くした。 タオルの先に石を包んで放り上げると、それにギンヤンマが飛びついて落ちてきた。 ギンヤンマは簡単だったけれど、オニヤンマは難渋した。 写真に撮るのもやはり難物だ。 今はカメラが便利にな…

ヤマドリに食傷する

ヤマドリは普段はつれない。 でもこの時期だけは、自発的に姿を現す。 そして少々の無理は聞いてくれる。 隠れているのかどうかは知らないが、どこででもポーズをとってくれた。 おかげでわずか数十分で何回分ものネタを提供してくれた。 ビジターさんが食傷…

あしびきのやまどりの尾のしだり尾の

この枕詞をやっと実感したアカヤマドリとの出会いだった。 同じようなシチュエーションで何度か撮ったことはあったけど、いつも尻切れアカヤマドリだった。 鳥見用の望遠レンズでは近すぎる。 それにしても逆効果気味の示威行動ではある。 トラックを追っ払…

わたし怒ってます 2

ヤマドリがせっかく怒っているのに、これは人に懐いているのだという人もいる。 人よりも車に腹を立てているようでもある。 現れる時間はまちまちで、よくわからない。 出てくればたっぷり堪能できてありがたい。 もうケツァール見れなくてもいいかも。 わた…

わたし怒ってます 1

何も親愛の情を表しに出てきたわけじゃない。 お前たちがうちの家族にちょっかい出さんように警告しにきただけじゃ。 朝早うからブーブーバリバリうるさいんじゃ。 そこのバーダーもうろちょろするな。 うちの家族に何かあったらただじゃすまんからな。 絶対…

コアジサシの水浴び場

干潟の近くにコアジサシのコロニーができたらしい。 空き地に貝殻や砂を入れ柵をして保護している。 もうどの道、海辺に彼らに居場所はない。 そっちは置いといて、以前から採餌したり水浴びしたりしていた場所を覗くと、十数羽がシギチに混じって水浴びをし…

蓼原湿原のホオアカ

長者原の駐車場はミヤマキリシマ目当ての登山者の車でいっぱいだ。 ロートルBは花よりカッコいやカッコウだ。 鳴いている長者原の遊歩道に近づくと、ミヤマキリシマをバックに松の木のてっぺんに止まっていた。 でも近づくと逃げる。 遠くで鳴くのを聴きなが…

コジュリンのオスの夏羽

コジュリンは繁殖を終えた後のユウスゲとのコラボしか見たことがなかった。 前日の雨の中出てくれた個体がメスのようなので、翌日せっかくならオスも見てみたいと同じ場所で待った。 今度はペアで行動していたのでほぼ識別できた。 まだ完全な夏羽ではないの…

雨でも大サービスのコヨシキリ

そろそろハナウドと鳥のコラボが撮れるのではと、隣県の高原に出かけるが、それほど離れてない途中の路傍には満開なのにポイントの辺りはまださっぱりなのだ。 だが葦原ではコヨシキリがしきりに囀っている。 オオヨシキリとの合唱だ。 鳥もバーダーも雨は関…

梅雨の高原のコジュリン 

雨の日の高原に鳥の声が喧しい。 オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ホオアカ、コジュリン・・・ ホオジロかと思ったけど小さいのでコジュリンかと当たりを付けたが、頬が黒いのでオスなのかメスなのかわからない。 帰って調べたらどうもメスの夏羽らしい。…

仲良き事は美しき哉

打算も欺瞞も我慢もない仲というものがあったら見てみたい。 年を取るということは、人間関係を篩にかけるということ。 そして誰もいなくなった。 寂しいね、寂しいもんだね〜 鳥の世界はシンプルでいいなあ。

目にアオバズク今季初ショット

なかなか会えないアオバズク、近所の人が夜は鳴いてるよと教えてくれた。 何度か足を運んだらやっと会えた。

アオバトが潮飲みに降りてくる季節

アオバトの撮影は難儀だ。 クソ暑い季節にならないと潮飲みは始まらないわけで。 別大国道の海岸線のプロムナードを500メートル歩かされた上に、ポイントには熱風が吹き付けてくる。 でもこのアオバトのパフォーマンスを撮らないと夏は始まらない。 この…

オオルリのいる森

木漏れ日の中にオオルリがいても、あまり食指は動かない。 シルエットでもそれとわからないでもないが、オオルリの意味がない。 それでもネタにするのが藁をも掴む老獪birderなのだ。

森に響く声

森の中で聞くキビタキの声はいかにも涼しげだ。 ヒタキの鳴き声とは思えないヒンヒンヒンというような儚げな声だ。 日向は暑いが森の中は目が慣れるまでは日暮れどきのようだ。 キビタキを写せても蛍みたいで、形を出すのに手間がかかる。

荒尾干潟の潮満ちる時

満潮の2時間前に現地に着いたがもう潮は干潟をまんまんと覆い尽くしていた。 多分干潟にいたシギチは別の場所に移動したのだろう。 浜を探し回ってやっと6羽のダイゼンを見つけた。 5時間付き合ってくれたダイゼンには感謝の言葉もない。 近くで見るダイ…